日本は2011年3月11日の大きな震災により、大きなダメージを受けました。今もその傷跡は残っており、日本はいまだ厳しい状態です。そのような状況でも、日本からモンゴルの子どもたちに寄贈してくれる人々がいます。
先日、ドッチビーという教具が日本の企業(株式会社ヒーロー)から届きました。この教具、写真を見てわかるように、フリスビーにとても似ています。しかし、フリスビーのように固くなく、非常に柔らかくできています。子どもたちにとって、安全で楽しい教具です。
使用方法は、フリスビーのように投げても、受けても遊べます。鬼ごっこやドッチボールをすることも出来きます。ボールで遊ぶような感覚で、個人でも複数でも使える教具で優れものです。
ドッチビーは、日本から20個届き、それを教育大学教師学部、特別支援学校、療養幼稚園に2~3個ずつ寄贈しました。この教具、音がしないため、盲学校である第116番学校には寄贈していません。寄贈させていただいたドッチビーは、各学校で体育の授業、自立活動の授業などで使用するとのことです。大学では、特別支援教育の授業で活用法などを紹介していく予定です。
福井・モンゴル友の会という団体からは、絵の具、クレパス、鉛筆などの文房具が届けられました。第29番学校は図工の授業に力を入れていて、第63番学校は特別支援学校の中でも子どもたちの環境が厳しい学校であるということから、寄贈先として選び、寄贈しました。
日本からの支援を子どもたちの教育に役立てていただきたい。日本が大変な状態であっても、みなさんを応援してくれている人々がいることを忘れないでいただきたい。そのような思いで活動にあたっています。
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